SWANOIR

アントレプレナー養成プログラムでの講義

大学の起業家講座でサービス開発プロセスに関する講義を実施

WHAT

佐賀県内の大学で行われたアントレプレナー養成プログラムにて、1コマの講義を担当しました。アイデアから実装・実証までを一気通貫で目指すプログラムの中で、バイクシェアサービスの実践を題材にお話ししています。海外企業との関係構築の経緯、素早く実証を回すことの考え方、サービス設計における社会への配慮などを、実例をもとに紹介しました。

HOW

弊社のEバイクサービスは、独自に実証を開始したサービスです。運用を続ける中で製造元の国の大使館からコンタクトがあり、そこから渡欧して本社との商談という流れになりました。講義ではこの経緯をもとに、まず小さく始めて実証を回すことの意味をお話ししています。サービス設計においては、移動手段を持たない方や土地勘のない観光客など、情報や手段にアクセスしづらい人をどう想定に含めるかについても触れています。あわせて、「このサービスを作るにはこれが必要」という逆算型の思考だけでなく、手持ちのリソースで始めて偶然のつながりを活かすブリコラージュの考え方を、ロジカルシンキングと対比しながらお話ししています。

ブリコラージュとは?サービス開発における意味とは?
ブリコラージュとは、手持ちのリソースを創造的に組み合わせて問題を解決する思考法です。文化人類学者レヴィ=ストロースが提唱した概念で、あらかじめ計画された手順ではなく、今あるもので工夫するアプローチを指します。本講義では、運用の中から想定外の展開が生まれた事例をもとに、この思考法を紹介しています。
実証実験やMVPにブリコラージュ的思考は必要か?
MVPや実証実験は「最小限の機能で素早く検証する」手法ですが、そもそも何を最小限とするかの判断に、手持ちのリソースから発想するブリコラージュ的思考が活きます。完璧な計画を完成させてから動くことも必要ですが、まず動いたことで見える展開の両面が必要だと弊社では考えています。

WHY

起業やサービス開発を学ぶプログラムにおいて、計画段階の話よりも、実際に動かした経験の方が伝わるものがあると考え、サービス開発の実践をそのまま題材にしました。ロジカルに設計することと、手持ちで始めて偶然を活かすことは矛盾しません。両方の視点があることを、実例で見せる構成にしています。